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2014年9月5日金曜日

2014/08/24(日) 第2回 新宿ボードゲーム会 レポ

  • 名称:第2回新宿ボードゲーム会
  • 日時:2014年8月24日(日)9:00~21:00
  • 場所:落合第一地域センター第1集会室A
  • 人数:40人くらい
  • URL:http://twipla.jp/events/103470

1.スペキュレーション(トランプ)

時間:7人で30分くらい
要素:賭け・競り
スペキュレーション

カードを順番にめくっていき最強のカードを持っていたプレイヤが大量チップを総取りするだけのゲームなのですが、かなりふしぎなゲームです。

自分のカードを『競り』に出してチップを稼ぐことが可能ですが、『だれも知らない(自分も知らない)裏のカードを競りにかける』ことができます。なんでこのカードに値がつくんだろう・・・。ふしぎ。

要は裏向きのそのカードが強いカードである『可能性』に値段をつけてるわけですね。(強いカードならさらに売りだして儲かるかもしれないので)

一種の投資っぽいゲームですな。



2.ゴルフ(トランプ)

時間:7人で30分くらい
要素:運

ゴルフ
2組のトランプを使うゲームです。
6枚のカードの合計数を小さくしていくゲームです。
あんまり戦略とかないお手軽ゲームです。



3.イスタンブール

時間:4人で50分くらい
要素:ワーカープレイスメント・リソースマネジメント
イスタンブール

あと1個届かず!

ケバブ屋(雑誌の付録らしいです。)

ずっと『また遊びたいなぁ』と思っていたイスタンブールをやっとプレイ出来てラッキーやった。

ワーカーは、タテ・ヨコに計2歩までしか移動できないので関連するアクションボードが離れているか近くにあるかで難易度が変わってくる面白いシステムなので初心者から上級者まで楽しめます。(たしかにこれは大賞ですわ。)

今回は中級の配置でプレイです。

勝利条件は5つの宝石を集めることです。
アクションの種類が多くて難しそうに見えますが実はかなりシンプルで、『資源を獲得する』・『資源を売る』・『カードを獲得する』・『特殊効果タイルを買う』などかなりわかりやすいので安心です。

宝石を集める方法は、『特殊効果タイルを集める』・『荷台を最大まで大きくする』・『資源と交換する』・『お金で買う』の4つの方法があり、どれか1つに集中してもたぶん勝てません。

終盤は5個集めきる計画を立てて、ワーカーの移動や資源・お金が足りるかなどを勘案して、手順を逆算する詰め将棋系ゲームですね。

結果は1つ宝石が足りず残資源差で3位でした・・・。

敗因はなんだろう?
たぶん荷台の拡張が足りなかったかなぁ。荷台が大きくなるとたくさんの資源を保持できて、資源はそのまま宝石と交換したり、売ってお金にすることができるので、とにもかくにも資源が重要でした。なのである程度は大きくしないといかんですな。



4.なつのたからもの

時間:3人で20分くらい
要素:バースト・セットコレクション
なつのたからもの

イラストがイカス!
(あんま写ってない)
『ノミのサーカス』のリメイクです。イラストが子供の頃の夏休みの思い出っぽいモチーフで、ノスタルジックな雰囲気がかなり素敵です。

手札で10種類のカード集めてゲーム終了させるのと、同じ絵柄のカード3枚で10点変換を多用するのとどっちが得なんだろう。

個人的には10点変換が好き。ほとんど得点にならないゴミカードを有効活用する感じがなんかいい。(三人寄れば文殊の知恵やわ。)

なので、今度は10種コレクションも狙ってみようかな。



5.小早川

時間:5人で20分くらい
要素:カウンティング
小早川

手札1枚
オインクゲームズさんのゲームで使うのは15枚のカードのみです。

これでゲームになるのかと疑ってしまいますがプレイしてみると、無駄を限界まで削ぎ落とした、ゲームとして成立するギリギリの要素だけを抽出したような、とても繊細なゲームと感じました。

手札もたった1枚で、最終的にはポーカーのようにチップを払って自分の手札で勝負(数字の大きいほうが勝利)を行います。

勝てないと思ったらもちろん降りることも可能ですが、場に1枚オープンされたカード(小早川)があり、勝負に行ったカードのうち一番小さいカードに加算されますので、それを狙って勝負に行くのもありです。

手番にできることは、『自分の手札を山札から入れ替える』 or 『小早川を入れ替える』 の2択で各プレイヤがこれを1回ずつ行ったあとは、順番に『勝負に行くか否か』の2択を選択していきます。

もともと15枚しかカードがない上、交換したカードはオープンされるので『最終的に勝負できる数字』が決まるのでその予想と相談しながら押すか引くか判断しましょう。

小早川が大きい時は場が荒れるので意外な展開になりますね。



6.利益廃液

時間:4人で50分くらい
要素:リソースマネジメント
利益廃液

アクションカードの列を手番順に獲得します。

各プレイヤの個人ボード(手前)と
共有の会社規模を表すボード(奥)があります
なんとこちら環境問題の学者先生が作ったゲームらしいですよ。学校教育とかで教材として使われることを想定したさぞかし真面目なゲームかとおもいきや、『ワイロを払って環境汚染を見逃してもらうカード』や自分の廃棄物を他プレイヤに押し付ける『不法投棄カード』などインスト中から出落ち感あふれるバカゲーっぽさがすごかったです。

しかしプレイしてみると、なかなか面白く意外によく出来てました。
基本的な流れは資源を集めて『契約』アクションを実行してお金を獲得してそれを元手に会社を運営して行きます。

会社のパラメータを上げると契約に必要な従業員数を減らしたり(従業員が減れば毎ターン払う人件費が減る)、発生する廃棄物の量を減らしたり、必要な資源の量を減らすことができます。

廃棄物が危険レベルに達している状態で、山札に1枚だけあるなんとかカードがめくられると、会社レベルを強制的に下げるなどかなり痛いです。これが連続で出てしまい、出遅れたプレイヤが大変なことになっていました。

ポイントとしては・・・
・契約アクションは必要最低限に。(廃棄物量が増えるのは危険です。資源を競りにかけることでお金を稼げるのでそちらを有効活用しましょう。)
・廃棄物汚染のペナルティを1回無効化してくれるワイロカードが超強い。(教育上いいのか?)
・借金は出来るだけしない。(返し切るのはほぼムリ)
・会社規模より個人ボードの会社パラメータを上げたほうが得点効率がいい

終わってみれば、会社規模では完全に負けてたわたしの会社が、会社のパラメータをしっかりあげていたおかげで僅差でまくって1位でした!



7.ビブリオス

時間:4人で30分くらい
要素:競り・マジョリティ
ビブリオス

さてどれを取ろうか。

結果
お手軽でおもしろいな。
しかしダイス2つ取ったのにポイントがひくすぎて勝てず・・・。

だれがどのダイスを狙っているか見極めるのがたぶん下手なんやなぁ。それに意外に少ない数字でダイスとれたりするから欲を出してしまい、たいてい失敗する。むずかしい!



★総括

初参加のボドゲ会でまだ開催2回め(第0回を含めれば3回め)です。しかし会場をほぼ埋めるくらいの参加者があって盛況でした。立地も都心に近くて参加しやすいです。

ただ、最寄駅に2次会できるような店がなくて高田馬場まで移動しました。(そっちも街中に大学生が溢れててファミレスもいっぱいだった)

なので少数に分離して大戸屋でごはんでした。チキンかあさん煮定食ばっかり食べていたので真だらと野菜の黒酢あん定食をチョイス。うまし。

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