2014年3月15日土曜日

2014/03/09(日) 第120回 袋小路 レポ

  • 名称:第120回 袋小路
  • 日時:2014年3月9日(日)13:00~21:30
  • 場所:帝京平成大学池袋キャンパス集会室
  • 人数:50人くらい
  • URL:http://fukurokouji.is-mine.net/

1.ワンダフル映画祭

時間:5人で60分くらい
要素:運・バッティング・競り・パーティー
ワンダフル映画祭

役者・監督などの競りボード

珍妙な映画ばかりです。
役者や監督などを競りで買い集めて、映画を作る同人ゲーです。
戦略うんぬんのガチなゲームではなく面白い映画を作ってみんなでワイワイ楽しみましょうというパーティー色が強いゲームです。

個人的なベスト映画は松山ケンイチと上戸彩の『西遊記』(特殊効果にブッダ)でしたがアカデミー賞は惜しくも逃しました。



2.カラーポップ

時間:5人で60分くらい
要素:パズル・アブストラクト
カラーポップ

目を引くコンポーネントです。

トークンを落としていくのがクセになります。
タテ・ヨコに繋がった同色のトークンを落としていって最後に残った色が少ないプレイヤの勝利です。指でバチバチ落としていくのが面白い。

戦略としては自分の色を落とすのは最後の最後まで待ったほうが得ですね。中途半端に落とすと孤立してしまい残ってしまいます。



3.ボーナンザ + 拡張:HIGH BOHN

時間:4人で40分くらい
要素:交渉・戦略
ボーナンザ + HIGH BOHN

『22』の豆が追加されてます

さらに特殊効果カードを購入することができます

特殊効果で『ごちゃまぜ畑』なんてのも作れます
ボーナンザのハイボーンという拡張をプレイしてみました。

基本のボーナンザに加えて『22』の豆が追加されたのと特殊効果カードが追加されました。換金した豆カードの種類によって購入できる特殊効果カードが決まっています。

中でも面白かったのが14の豆カードで購入できる、『畑に異なる種類のまめカードを植えられる』カードが非常に強かった。

6~7枚くらいはすぐに植えられるのに加えて、受け口が広がるので交渉が非常にスムーズにまとまった印象です。

さらに換金できる豆カードを任意に選択できるので、カードの購入も有利です。

この『ごちゃまぜ畑』を2~3回転させてポイントを荒稼ぎした結果ダントツの1位でした!



4.BIRTH

時間:3人で20分くらい
要素:ダイス・戦略
BIRTH

ダイス目と置かれたエリアによって得点します。

最終結果
こちらも同人ゲーですがコンポーネントが綺麗でしっかりした作りです。

ルールはシンプルでダイス目の分だけコマを進めるすごろく要素と、いくつかの得点ルールが組み合わさっておりシンプルながらしっかり考えさせる仕掛けが仕組まれてます。

コツは何でしょう・・・?
1回だけのプレイでは定石はわかりませんでしたが、『無駄な(得点に寄与しない)ダイスを極力出さない』ことを起点に考えるとうまくいくかも。
例えばエリアマジョリティによる得点に対しては、勝てないエリアは捨てて他で高得点を狙うなど。

すべての情報が公開なので、特定の条件を満たした時のダイスの振り直しルールを除くと、かなりアブストラクトに近い印象です。

最善手が非常にロジカルに決まるので、コンピュータゲーム化したら人間はほぼ勝てないタイプのゲームです。(神がかり的にダイスが偏らない限り。)



5.ボーナンザ

時間:5人で30分くらい(×2回戦)
要素:交渉
ボーナンザ

手札
普通のボーナンザも遊びました。
拡張入りも面白いですが、まずは基本ボーナンザのレベルアップをしなければ。

何度もプレイしているのですが勝率が全然上がらない。
交渉でちょっとずつ”損”をしているはずなのですが、それがどこなのかわからない。

交渉に使うカードの価値は一定ではなく、『誰が何回換金したか』・『残りの山札の中に何枚あるか』・『他に同じ豆を育てているプレイヤはいないか』・『ゲーム終了まであとどのくらいか』といった要素で変わってきます。

たぶんうまい人はここの判断が正確なんだと思います。

今までは『とりあえず交渉がまとまればOK』と言ったスタンスでしたが、少しずつカードの損得勘定を意識しながらプレイしてみようと思います。



6.ストライク

時間:4人で15分くらい
要素:運・ダイス
ストライク

ハコがそのままコンポーネントになっています

バツの目を含んだ6面ダイス
シンプルルールの超お手軽ゲームです。

コロシアムにダイスを投げ入れてゾロ目が出たらそのダイスは全て獲得して、バツが出たらゲームから除外です。自分の手番にいくつ投げ入れてもOKで、ダイスに当ててもOKです。

最後までダイスを残したプレイヤの勝利です。

ゲームが進むほどバツの目でダイスが減っていきますので、自分の手番でダイス数が増えることは非常に稀でプラスマイナスゼロなら御の字です。

ダイスを投入するほどバツの目が出る確率が上がってしまうので、2つのダイスを投入して2つ以上返ってくる確率は非常に低いです。

なので追い詰められて大逆転を狙うしかないような場合をのぞいて、投げ入れるダイスは1つでOKと思われます。



7.エッベス

時間:5人で40分くらい
要素:トリックテイキング
エッベス

追加ルールではプレイヤがキーカードを決めます。

あとは通常ルール通り

手札
『15までのカードを使う』と『キーカードをプレイヤが決められる』という2つの拡張ルールでエッベスをプレイしました。

15枚ルールは、通常とそんなにプレイ感は変わりませんでしたが、キーカードをプレイヤが決めるルールは戦略が立てやすくなったと思います。(戦略がうまくハマるかは別問題ですが。)

個人的にはプレイ時間が冗長になるので15枚ルールはあんまり好みじゃないです。通常の10枚でゲーム性は十分です。

キーカードをプレイヤが決定するルールは一長一短ですね。
通常ルールのいつキーカードが出てくるかわからないハラハラドキドキがなくなるとも考えられますし、ランダムだとキーカードが特定のプレイヤに偏ってしまう事もありえるので、この点が公平になるとも考えられます。

結果は中盤まではなんとか踏ん張っていたのですが、最終的には5人中3位の凡庸な結果となりました。



8.ルッカチッタ

時間:5人で30分くらい
要素:戦略
ルッカチッタ

建物市場

建設現場(何やってるかわからんですよね)
プレイしてみると簡単なのにインストが難しいという妙なゲームです。

なのでどんなゲームかを説明するのがすごく難しいのですが、要は建物カードを獲得して得点を稼ぐゲームです。(説明が雑だなぁ)

建物カードの獲得はコロレットのように市場に並んだカードを3枚セットで獲得しますので、他プレイヤに有利になるようなカードを残さないように注意しましょう。

私は疎かにしてしまいましたがカードの獲得順が意外に重要で、カードの右上の紋章アイコンが多いプレイヤから先手になります。ただし、紋章アイコンが多いカードの建設時の得点は低いです。

思い切って得点を取るための建物と先手番をとるための建物を分けて考えればよかったのかも。

軽めのゲームなのでチャンスがあったら再挑戦してみよう。



★総括

今回は記念すべき袋小路さんの10周年定例会です。おめでとうございます!
10年間も休まず続けられるなんてほんとに圧巻です。


0 件のコメント:

コメントを投稿