ウサギとハリネズミ

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2014/02/16(日) バンガードミッション レポ

3.ウサギとハリネズミ

時間:5人で50分くらい
要素:戦略・計算・すごろく
ウサギとハリネズミ

にんじんカードを使ってコマを進めます。

きれいなボードですね。
初代のドイツ年間ゲーム大賞らしいです。
ボードを見るとただのすごろくのように見えますが、ダイスを使わないかなり戦略的なすごろくになっています。

コマの進め方はにんじんカードを消費して進めます。1マス進める場合は1にんじん、2マスの場合は3にんじん、以降6,10,15と増えていきます。

つまりnマスの場合はn(n+1)/2にんじん消費します。ちなみにこれは三角数という数列です。(wiki)

にんじんは数字マスに止まって次のターンの開始時にその順位だった場合に順位×10本もらえたり、ハリネズミマスまで後ろに戻ると戻った数×10本もらえたり、イベントカードでもらえたり、いろいろです。

つまり、ずっと進み続けることはできないので、何らかの方法でにんじんを補給しながら行きつ戻りつしながらゴールを目指すレースゲームです。

さて、AマスとBマスを2回に分けて進む場合とA+Bマスを一気に進む場合に消費するにんじん数を考えてみると、次の等式が成り立ちます。

nマス進む場合に消費するにんじん数を f(n) で表すと
f(A) + f(B) = A(A + 1)/2 + B(B + 1)/2 = (A + B)(A + B + 1)/2 - AB = f(A + B) - AB

となり、つまり『別々に進んだほうがにんじんAB本得』します。

簡単に言うと、一気に進むとにんじんが足りなくなり細かく進むとターン数が増えてしまうというジレンマが仕組まれているのでちょうどいいバランスを見極めつつプレイしていくことが重要です。

あとはコマを戻すことでにんじんを獲得するアクションは確実ですが、単純に手番損になりますので他の方法でにんじんを獲得する方がいいです。
その場合順位×10本のにんじんを獲得できますので中盤は1位でいるより、2位~3位をキープして最後に逆転を狙うのが有効と思われます。

なんだか色々書いて長くなってしまいましたがこんな感じで色々考えさせられる超戦略的すごろくです。結構おすすめ。



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2014/06/14(土) 第26回 ミスボド レポ

2.ウサギとハリネズミ

時間:4人で50分くらい
要素:レース・戦略
ウサギとハリネズミ

にんじんカード

レースの様子
とても古いゲームですが初代ドイツ年間ゲーム大賞だけあって、よく出来たゲームです。
にんじんカードを使ってウサギコマを進める、ダイスを振らないすごろくで、一気に進もうとすると大量のにんじんを消費します。

にんじんの獲得方法は複数あり、次のターン時の自分の順位を当てると獲得できるマスや、コマを後ろに戻すことで獲得できるコマなどがあります。

順位が低いほどにんじんが手に入りやすいので、基本的に序盤は後ろでにんじんをためて一気に追い上げる戦略が有効ですが、タイミングがシビアでよくよく計算しないと最後で息切れします。

イベントカード以外は運要素がないので、かなり戦略的なすごろくです。



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2014/11/15(土) 第2回 川崎ボードゲーム同好会きさんじ レポ

5.ウサギとハリネズミ

時間:5人で45分くらい
要素:すごろく
ウサギとハリネズミ

単純なコースに見えますが展開は結構ドラマチックです
古いゲームですが、初代ドイツボードゲーム大賞だけあって非常に良く出来ています。
ジャンルとしてはすごろくですが、ダイスではなくにんじんカードで進みます。1歩進む時はにんじん1本、2歩なら3本、3歩なら6本と1,3,6,10・・・と増えていきます。三角数ですね。

中盤くらいまでは、進むことよりもにんじんを貯めこむこととキャベツを消費させることに重点を置いて最後に大逆転を狙いましたが、あまりににんじんを溜め込みすぎたためゴールできずにまごまごしている間にあっさり1位を奪われてしまいました。

ゴールする時は所持にんじんを10本以下にしないといかんのです。電卓片手にプレイしたくなりますな。



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2015/04/04(土) ゲーム大賞を受賞したことのあるアナログゲームで遊ぶ会@武蔵小杉 レポ

1.ウサギとハリネズミ

時間:4人で40分くらい
要素:すごろく
ウサギとハリネズミ

最後尾でひとり我が道を行きます。
ゲーム大賞と言ったらこれでしょう。記念すべき初代ドイツ年間ゲーム大賞です。

ウサギに人参を食べさせてコマを進めるすごろくです。大量の人参を一度に食べさせれば一気に進めますが、あまり無理すると息切れするので計画的に食べさせましょう。

また、人参の獲得やレタスの消費(3枚のレタスカードを特定のマスに止まって消費しないとゴールできません)は、他プレイヤの行動を予測してアクションを行わないとうまく行きません。

すごろくなのにソロプレイ感がない非常に良く出来たシステムです。こりゃ大賞とりますわ。

今回のプレイは2つ目のレタスマスで4位になれたので、レタスとハリネズミマスを往復してレタスを消費&人参の補充を行い一気にトップに躍り出ました。しかしゴール条件(1位でゴールするプレイヤは残り人参数を10本以下にする)を満たせずおしくも2位でした。



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