- 名称:第118回 非電源系ゲームサークル 袋小路
- 日時:2014年1月5日(日)13:00~21:30
- 場所:帝京平成大学池袋キャンパス集会室
- 人数:50人くらい
- URL:http://fukurokouji.is-mine.net/
1.銅鍋屋
時間:2人で40分くらい(2人専用です)要素:戦略・記憶
銅鍋屋 |
6×6のフィールドを2つのコマが周回します。 |
集めたカード |
ゲームで遊びました!
6×6のフィールドの周りをプレイヤコマがぐるぐる回って止まった位置の行or列のカードを
獲得していきます。
獲得したカードの数字が得点であり、次の手番で進める数を表しています(相手のコマは
飛び越えて移動)ので、場の状況と相手の獲得したカードを把握すると、先々のアクションの
計画を立てることが可能です。
ランダム要素は獲得したカードを補充する際の山札のみで、他は全て公開情報なので
かなり戦略的なゲームです。
材料カードは多く集めればよいわけではなく、種類ごとに1枚だけならマイナスで、以降多く
集めたほど高得点になるので、どのカードを獲得したか記憶しておかないと最後の得点
計算で『あれ?こんなカード獲得したっけ』となり思わぬ失点を負います。
さらに自分の色のカードは得点が2倍になったり、相手のカードを破壊する特殊効果カードが
あったりルールは単純なのに、考えることはたくさんあるので、これらの条件をパズルのように
組み立てるプレイ感でした。
2.ノアの方舟
時間:3人で40分くらい要素:記憶・競り
ノアの方舟 |
場3枚のカードが競りの競りです |
ノアの方舟ですので、1種につき4枚の動物カードをつがいにしないと得点になりません。
1枚の時はマイナス、3枚の時は1枚分マイナスです。
カードの獲得は競りで行いますが、競りはカードを競るのではなく、『カードを獲得する順番』を
競ります。
1ラウンド目の獲得カード |
ポイントはゲーム中3回使える『2枚獲得する』アクションの使いどころでしょうか。
獲得したカードを記憶しておくことが重要なはずなのですが、何故かがっつり記憶しようと
がんばった2ラウンド目のほうが得点が低かったです。2枚獲得アクションを使うタイミングが
早すぎたかな・・・
結果は負けました。記憶系は苦手です。
3.アーバニゼーション
時間:3人で80分くらい要素:戦略・拡大再生産
アーバニゼーション |
街・資源・建物・発明 ボード |
個人ボード |
街フィールドの開拓を進めて、穀物や建物・発明(技術)などを発展させて得点を獲得して
いきます。
いろいろ反省点が残るプレイだったなぁ。
まず街の開拓はそんなに頑張らなくてOK。必要な分だけ開拓して、遊んでいる土地ができない
ように運用したほうが効率的です。さらに『1つの土地に2つ穀物を植えられる』発明カードとも
相性が悪かったです。
それから大量の穀物を一気に売ってお金に変えるプレイが成功したのですが、その後が
まずかった。次は街を発展させて人口を増やす方針へ切り替えるべきだったのになぜか
欲を出して工場の発展へ・・・お金はもういらんのに。
うまくいったところもありまして、このゲームは得点の低いプレイヤが初手番になるので
序盤は人口の増加を抑えて得点を抑える戦略がうまくいっていました。(最下位のプレイヤ
には毎ラウンド1点のボーナスが入るのでそれほど引き離されません。)
人口を増やす方針に切り替えるタイミングがちょっと遅れてしまったのが反省点です。
途中まで順調だっただけに非常にくやしい!
これは要リベンジです。
4.サマーリゾート
時間:5人で40分くらい要素:ワーカープレイスメント・戦略・運
サマーリゾート |
乗客と建物カード |
最終結果。 左の丸いのがワーカーコマです。 |
点数を競うゲームです。
システムはワーカープレイスメントですが、ワーカーコマがたったの2つしかないので
独特のプレイ感があります。
ワーカーで建物(コテージとロッジとペンション?違いはなんだろう。)のアップグレードや
観光客の呼び込みを行います。
観光客にもランクがあって、高ランクほど多くのお金を落としていってくれますが
相応の建物を用意しないと来てくれません。
さらに観光客は呼び込んだだけではお金にならず、次の客を呼び込んだ時にお金になります。
なので、考え方としては序盤は建物の数ではなくグレードを上げて、優良顧客を呼び込み
すぐに追い出してお金に変えるのがセオリーかと思われます。
※建物の数を増やすとキャパシティが増えることになるのでなかなか追い出しにくくなります。
ただ、観光客の数は天気に左右されるので、たくさんの観光客が来たタイミングで手番順が
悪いと非常に不利になります。
まあ、この点は運ですね。
5.シシミジ
時間:4人で50分くらい要素:戦略・アブストラクト
シシミジ |
アリコマと蟻塚コマ |
ゲームの様子。 狭い!密集してます。 |
大量のアリコマと蟻塚コマを手番順に合計3つずつ置いていきます。(蟻塚コマは最大1個です。)
さらにボード上の自分のアリコマを最大3つ移動させることができます。このとき、蟻塚に
繋がっていないアリができてはいけません。
フィールドは9つのエリアに分かれており、この内7つのエリアに蟻塚コマを設置して自分の
アリで全て繋げることができれば勝利です。
見た目からは意外かもしれませんが、強いて言うなら囲碁に近いゲームかもしれません。
1人のプレイヤの勝利が目前になると他プレイヤが結託して全力で阻止するのは、
アブストラクトの宿命ですかね。運要素がないということは一発逆転がないので、自分の勝利が
間に合わないとはっきりしたら妨害するしかないです。
また、1箇所だけ他のアリを交差できるルールですが4人の場合は2箇所がちょうどいいかも。
結果は7つ繋がったと思ったプレイヤが同一エリアに2つ蟻塚を置いていたミスが発覚し
(それまで誰一人気付かず・・・)次に繋がりそうだった私が繰り上げ1位(?)になりました。
ボドゲ会ではアブストラクト系はあまりプレイされない印象ですが、結構好きなので
流行ってほしいなぁ。
★総括
新年最初のボドゲ会でしたので、そこかしこで年始のご挨拶が交わされていました。今年もよろしくお願いします。
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