2013年9月9日月曜日

2013/09/08(日) 第114回『非電源系ゲームサークル 袋小路』 レポ

今回は池袋の老舗ボドゲ会『袋小路』さんのレポです。

  • 日時:2013年9月8日(日)13:00~21:30
  • 場所:帝京平成大学 池袋キャンパス 集会室
  • 人数:60人くらい
  • URL:http://fukurokouji.is-mine.net/

それではレビューいってみましょう。

1.三匹のこぶた

時間:4人で25分くらい
要素:キッズゲーム・運・ダイス
パッケージが凝っていて本の形になっています

かわいいデザインです
まずは軽めのキッズゲーからです。
名前の通り3匹の子豚がモチーフで、わら・木・レンガの家を建てて得点を稼ぎます。

キッズゲーなのでかなり運の要素が大きいゲームですが、パッケージがすごく目を引くデザインで子供はよろこびそうです。

・・・が、ダイスでオオカミの目を出すと相手の家を吹き飛ばせるのですが、それがかなりエグい設定で、せっかく立てていた家が一気に吹き飛ばされます。
これは子供泣いてしまう。

仲良く遊びましょう!


2.世界の七不思議 + 指導者たち/LEADERS + 都市/CITYS

時間:6人で40分くらい
要素:ドラフト・戦略
世界の七不思議

最終形 黒カードを集中してプレイしてみました。
お次は世界の七不思議を色々拡張入りでプレイです。
黒カードを出すたびに2金GETできるカードを初手で出すことが出来たので、それを軸に集中して黒カードを出していく戦術です。
資源は隣国から1金で買えるカードも早い段階で出せたので、金に物を言わせて買いまくりました。

大量得点源となるキラーカードが出せず、イマイチ点は伸びませんでしたが、今までなんとなくカードを出していた頃に比べると、自分なりに方針を持ってプレイできるようになってきたかも。



3.ボンボン

時間:4人で25分くらい
要素:記憶・キッズゲーム
こちらもパッケージが凝っていてお菓子のハコ風です。

勝てん!
こちらは一言で言えば『神経衰弱』です。

手元の丸いカードと場の四角いカードで神経衰弱を行い、最も早く手元の丸いカードをなくしたプレイヤの勝ちです。さらに相手プレイヤの丸いカードでペアを作れれば、自分の丸いカードを押し付けることができるので、自分のカードはあまりオープンしないのが良い戦略かもしれません。

結果はあと一手で間に合わず勝てませんでした!


4.ラミーキューブ

時間:4人で50分くらい(4ラウンド)
要素:パズル・ひらめき・アブストラクト
ラミーキューブ

むずかしい。
こちらは、麻雀のようにコーツ・シュンツを作って自分の牌をなくしていくゲームです。
麻雀との違いは、手番中(1分)であればいくらでも牌を場に出してもいいですし、すでに場にある相手プレイヤが出した牌につなげても組み替えてもOKです。

また、7並べのように重要牌をあえて出さずに相手プレイヤを足止めするなどかなり高度な
戦略性があります。

結果は4ラウンド全て同一のプレイヤの勝ちでした。強い!


5.クク

時間:8人で20分くらい
要素:運・心理戦
クク
このゲームは、歴史が古く期限は16世紀のフランスにさかのぼります。
手札1枚で隣のプレイヤとチェンジするか否かの選択をするだけのゲームですが、特殊な効果を持ったカードがあって思いもよらない展開になります。

ちなみに写真のククカードはすでに絶版でもう手に入らないレアだそうです。
それと、『クク』の他に『クー』というゲームもあって紛らわしいですが全然別物です!


6.ユークロニア

時間:5人で60分くらい
要素:戦略
ユークロニア

ごちゃっとしてるけど意外にシンプル。
手札のアクションカードで、資源を集めて建物を建築して勝利点を稼ぐカードゲームです。

また、作業エリアにカードを集めるとアクションの効率を高める事ができるのですが、作業エリアの各色の最多プレイヤには、独占ボーナスとしてカードの枚数分勝利点がGETできるので今回は、独占を狙ってプレイです。

※建物はコスト1が3つだけ。コスト3の建物(独占1つにつき勝利点ボーナス+1の効果あり)は建築中のまま終わりました。

結果は終盤までトップを走っていましたが、カタンと同じく全員にロックオンされて、建築の妨害・独占の強奪などで、まごまごしているうちに勝ちをさらわれてしまいました。

あと1手で建築が完了していれば勝ちだったんですが、惜しかったです。
ユークロニアはこういう最後の最後での大逆転劇が多いのでおすすめゲームです。


7.ヴァルドラ

時間:4人で60分くらい
要素:交易
ヴァルドラ

バッグ増やしすぎたかな?
商人となって、契約の通りに宝石を指定の場所まで持って行って勝利点を稼ぐゲームです。
宝石を複数持つには装備を整える必要があるので、最初は契約書より先にそちらを優先するのがよいかもしれません。

プレイ時間もそれほどかからず、きれいな宝石トークンやページをめくるような契約書の
コンポーネントがとても良く出来ているのでなかなかオススメのゲームです。


8.勝利への道

時間:4人で30分くらい
要素:すごろく・戦略・運
勝利への道

一本道のすごろくです
プレイ感はすごろくなので子供向けかとおもいきや、戦略性がプラスされていてなかなか
楽しめます。

マスにポイントがついていて、マスに自分の駒が1つだけの時に移動するとそのマスを獲得できますので、2人以上のコマが同じマスにいるときはお互い先に移動したくないという普通のすごろくとは逆のジレンマがあります。

またマスにも種類があり、緑がプラス点・赤がマイナス点・白がマイナスをプラスにする効果がありますので、プレイヤそれぞれほしいマスが変わっていき利害関係が複雑になってくる面白さがあります。

結果は白マスをうまく使って1位でした!


番外.カルカソンヌ + 拡張多数 → フルカソンヌ

写真以外の拡張もたくさん入ってます

まさに圧巻!
わたしは参加しませんでしたが、カルカソンヌならぬフルカソンヌが有志で催されていました。
6時間プレイの結果、ものすごい王国が出来上がっていました。



★総括

こちらのボドゲ会は100回を超える超老舗でして、わたしが初めて参加したボドゲ会でもあります。
参加人数も多めで『初心者に優しく』というコンセプト通り、初心者卓があって初めての方はスタッフがしっかりフォローしてくれます。

会場の奥にはヘビーゲームをやっているヘビーゲーマーがいるのでそこに近づかなければ
初心者も安心です!

特に参加表明も不要で飛び入り参加もOKなのも嬉しいですね。
おすすめボドゲ会です!

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